ヒョウモントカゲモドキの特徴と生体
飼い方を説明する前にまずはヒョウモントカゲモドキの生態について知りましょう。
飼育の難易度が低く省スペースでも飼育が可能なレオパの中には数十万円で取引されるモルフも存在します。
分類
アジアトカゲモドキ属
学名
Eublepharis macularius
食性
昆虫食
適正温度
26~32°
全長
20~25cm
平均寿命
約15年
価格相場
5000円~10,000円 (ノーマル)
生活しやすい快適な環境を
飼育用品とレイアウト
小スペースで飼育可能なヒョウモントカゲモドキは約40cmほどのケージで飼育可能です。
ケージ内に温度、湿度の勾配をつけることが大切です。
ウェットシェルター
湿温度計
床材
ケージ
パネルヒーター
水入れ
● タップして飼育用品の名前を確認できます
ケージ
40cmほどのケージを用意します。ヒョウモントカゲモドキは地上製なので高さはあまり必要ありません。
床材
ガラスのケージはそのまま使用すると、引っ掛かりがなくうまく歩くことができません。なので、床材と呼ばれる専用の砂を使用します。
パネルヒーター
パネルヒーターはケージ底部分に設置する薄型のヒーターです。
エアコンで部屋の温度を常に管理している場合はこれだけでも最適な温度に持っていけるかもしれません。
餌入れ・水入れ
水を入れる容器です。重さがあり動きにくく手入れしやすいものを選びましょう。
ウェットシェルター
ウェットシェルターはシェルター内の湿度を高めます。凸凹しているものを使うと脱皮と補助としても役立ちます。
湿温度計
ケージ内の温度、湿度を確認します。
最適な温度と湿度
温度は25~30°、湿度は60%を目安に調整します。ケージ内に温度の勾配をつけおたたかい場所、涼しい場所を作ります。
※パネルヒーターの真上にウェットシェルターがあると、シェルター内が蒸し風呂状態になるので注意が必要
※パネルヒーターの真上にウェットシェルターがあると、シェルター内が蒸し風呂状態になるので注意が必要
ヒョウモントカゲモドキの餌
コオロギやデュビアなどの昆虫を中心に与えます。ベビー時から人工フードに慣れさせておくことで、 ※生涯人工フードのみでの飼育も可能 です。(※個体による)
毎日1回を目安に、昆虫を中心に食べるだけ与える。3日に一回程度餌を与えない日を作る。
3日に一回を目安に、野菜を中心におやつ程度に昆虫を与えます。