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フトアゴヒゲトカゲは爬虫類の中でも人に慣れやすく人気のあるペットリザードです。
爬虫類の取り扱いがあるほとんどのペットショップで販売されており、モルフと呼ばれる様々な色の生態が存在しています。
今回はそんなフトアゴヒゲトカゲの飼育方法を初心者の方でもわかりやすくまとめたのでぜひ最後までご覧ください。
まずはどんな生き物かを知ろう!
温和でとても飼いやすい種類のトカゲで、驚いたり、怒ったりするとトゲトゲの顎の下を膨らまして威嚇することから「フトアゴヒゲトカゲ」と名付けられています。
大きさ
頭の先から尻尾の先までで40cm~50cmに成長します。
ペットショップなどでは10cmほどのベビーがよく販売されていますが大きくなることを理解して飼育しましょう。
寿命
10年から15年と結構長生きです。
飼育環境によっても寿命が左右されるので正しい飼育方法で長生きさせましょう。
値段
ノーマルと呼ばれる一般的なフトアゴヒゲトカゲで15,000~ほどで取引されています。
フトアゴヒゲトカゲにはモルフと言う種類が存在し、体が赤いレッド系や、目が真っ黒なトランスルーセント、トゲトゲがないシルクバックなど様々です。
中には10万円を超える高値で取引されるモルフも存在します。
人になつく?
フトアゴヒゲトカゲはかなり人になれやすいですが、やはりなつくと言うよりはなれるイメージです。
中には名前を呼ぶと反応したりする個体もいるみたいです。
人になれるフトアゴヒゲトカゲの育て方は下記の記事を参考にしてみてください。
必要な飼育用品とレイアウト
フトアゴヒゲトカゲの飼育が決まったら、飼育用品を揃えてレイアウトしましょう。
できれば生体を迎える前に全て用意してあげましょう。
ケージ
ケージは90cm以上のものを用意しましょう。
小さい内は小さめのケージで飼育する人もいますが、最終的にかかるコストを考えれば初めから生涯飼育できる90cm以上のケージを購入する方がおすすめです。
おすすめの飼育ケージについては墓の記事で細かく紹介しているのでぜひご参照ください。
ライト
昼行性のトカゲであるフトアゴヒゲトカゲには3種類のライトが必要で、それぞれ違った役割で自然界の1日を再現します。
とても重要な部分になるのでよく理解して使用しましょう。
紫外線を照射するUVBライト
UVBは紫外線を照射する太陽の代わりになるライトです。
フトアゴヒゲトカゲはカルシウムの摂取に必要なビタミンD3を紫外線を摂取して生成します。
紫外線が無かったり、照射量が十分でないと、カルシウムを十分に摂取できなくなり、クル病などの病気になったり、頑丈な骨を生成できなくなります。
また、ケージ内を明るく照らすナチュラルライトを合わせて使用することをお勧めします。
二つのライトを合わせてセットできるコンパクトトップ↓
体温調節のためのバスキングライト
フトアゴヒゲトカゲを含む爬虫類は変温動物と呼ばれ、自分で体温調整をできません。
そのため、バスキングスポットと呼ばれる高温の場所を作って、ケージ内に温度の勾配を作る必要があります。
ケージ内の温度を30°ほどに設定し、バスキングスポットは35°〜40°程に設定します。
ケージ内に温度の勾配をつけることで、体が冷えた時には暖かい場所に自分で移動することができます。
バスキングスポットの下には大きめの石や、レンガなど熱を吸収しやすいものを配置しましょう。
夜間に使用できる赤外線ランプ
赤外線ランプは生体には見えにくい赤い光で赤外線を照射します。
温度調整にも用いられ、昼間はUBV、夜間は赤外線ライトを使うことをお勧めします。
ライトの取り付けに必要な取り付け器具
ライトの取り付けには専用のライトスタンドが必要です。
それぞれに取り付けましょう。
丈夫において設置するものもありますが、クリップ式で場所を移動できるものがお勧めです。
UVBとバスキングライトを1つにしたソーラーグロー
先ほど紹介したUVBライトとバスキングライトを一つにした便利なアイテム。
価格はそれなりですが、ライトスタンドも一つで済むので意外とお得かもしれません。
費用に余裕のある方は導入を考えてみるのも良いでしょう。
床材
ガラスのケージはそのまま使用すると、引っ掛かりがなくうまく歩くことができません。
なので、床材と呼ばれる専用の砂を使用します。
選択肢としてはペットシーツなどもありますが、今回は見た目の美しさ、安全性、消臭力を考えた上で2つご紹介します。
カミハタ デザートブレンド
こちらは定番中の定番商品で、くるみの殻を粉砕して砂状にした床材です。
見た目もそれなりに美しく、天然素材のため万が一飲み込んでしまってもフンと一緒に排出されます。
使用料の目安としては、 60cm水槽の場合約3.0ℓ、90cm水槽の場合約6.0ℓほどです。
エキゾテラ デザートベース
こちらは天然の土から作られた床材で消臭効果が高いイメージです。
細めと荒めの2種類で、個人的には2種類を混ぜて使用することで自然に近いレイアウトができるのでお勧めです。
使用料の目安としては、60cm水槽で15ℓ、90cm水槽で30ℓ程度です。
温度・湿度管理用品
フトアゴヒゲトカゲに最適な温度は日中32°~38°ほど、夜間で22°〜27°ほどです。
夏場は簡単に再現できる温度ですが、冬場は保温器具で調整する必要があります。
中でもベビーの間は低い温度に弱いのでさらに注意が必要です。
湿度は60%〜70%を目安に霧吹きなどで調整しましょう。
パネルヒーター
パネルヒーターはケージ底部分に設置する薄型のヒーターです。
エアコンで部屋の温度を常に管理している場合はこれだけでも最適な温度に持っていけるかもしれません。
パネルヒーターは必需品と考え、必ず用意してあげましょう。
90cmのケージの場合、レプタイルヒートのLサイズがお勧めです。
GEX ヒーティングトップ
こちらはパネルヒーターの逆で上部からケージ内を温めます。
これまで、暖突という上部ヒーターがありましたがそれよりも保温効果が高くおすすめです。
湿温度計
温度と、湿度を1つで計測できる湿温度計を設置しましょう。
最近はデジタルのものが多いイメージですが、個人的にはなかなか壊れないアナログのものがおすすめです。
水入れ / 餌入れ
水分補給のために餌皿を設置してあげましょう。
餌皿はひっくり返りにくいしっかりとしたものを選びましょう。
人口フード等の置き餌を使用する場合や、食欲不信の際などに使用する置き餌を入れる餌皿も合わせて用意すると良いでしょう。
アクセサリー
ケージ内に影を作ってあげるために流木などのアクセサリー類を配置してあげましょう。
見た目も自然に近い環境を再現できますし、レイアウトを作るのは爬虫類飼育の醍醐味でもあるのでできれば置いてあげましょう。
餌
与える餌の種類
フトアゴヒゲトカゲは雑食性で、野菜から虫まで幅広く食べてくれます。
小さいうちはコオロギや、デュビア、ミルワームなどの虫を中心にたまに野菜を与え、大きくなるにつれ、虫と野菜の比率が逆転し草食性が強くなります。
餌を与える際にはカルシウムパウダーをまぶしてなるべくピンセットなどで直接あげましょう。
餌を与える頻度
ベビーの時期は毎日食べるだけ与え、大きくなるにつれて1日に一回、二日に一回と十時の頻度を落としていきます。
人口フードや様々な種類の野菜をベビーの時期から与えることで大きくなった時の餌の幅が広がります。
お部屋を散歩させてあげよう!
ケージから出たがる個体は積極的に部屋に放って部屋内を散歩させてあげると良いです。
人になれやすくなるほか、運動不足の解消にも効果的です。
散歩の際には間違って飲み込んでしまうようなものがないか注意しましょう。
まとめ
長くはなってしまいましたがいかがだったでしょうか?
意外と飼育に必要な設備は多いですが、一度飼育してしまうと魅力に引き込まれること間違いなしのかわいいペットです。
正しく飼育することで人にもなれて、長生きするパートナーとなり得るフトアゴヒゲトカゲ。
ぜひ飼育を検討してみてください。