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オニプレートトカゲの飼育方法と特徴・餌の種類や頻度

オニプレートトカゲの飼育方法とレイアウト

オニプレートトカゲはゴツゴツした恐竜のようなルックスと、人慣れしやすく大人しい性格から人気の高い中型のトカゲです。
最近では大型のペットショップでもちらほら見かけるようになってきました。

今回はそんなオニプレートトカゲの特徴から、飼育方法、レイアウト、飼育する上で欠かせない飼育用品をご紹介します。

これからオニプレートトカゲの飼育を考えている方や、すでに買っている方にも参考になる内容なのでぜひ最後までご覧ください。

オニプレートトカゲの特徴

オニプレートトカゲの特徴

アフリカの東部・中央部に生息するオニプレートトカゲは、プレートトカゲの中でも大型で名前の通りゴツゴツしたプレートに覆われた体表が特徴です。

自然下では約2メートルほどにもなる巣穴を作り、天敵から身を隠しながら生活しています。
暑さが厳しかったり、急な敵襲に見舞われた際にはシロアリの蟻塚に逃げ込むこともあるようです。

種類と値段

オニプレートトカゲの種類

オニプレートトカゲは大きく分けて2種類に分かれます。
1つはヒガシオニプレートトカゲ、もうひとつはニシオニプレートトカゲです。

ニシオニプレートトカゲはトーゴ産の個体が多く、発色が綺麗で、体の側面に赤色のラインが入っています。
それに比べてヒガシオニプレートトカゲは茶色単色の個体が多く、ニシオニプレートトカゲに比べて人気が低く、流通量もそれに合わせて少なくなっています。

オニプレートトカゲの値段

平均価格は7,000円〜14,000円程度と爬虫類の中では安価です。
できればベビーから飼育して育てていきたいですが、飼育下での繁殖が難しいオニプレートトカゲは野生のアダルト個体を輸入するケースが多いため、ベビーを見つけるのはかなり難しいです。
アダルトサイズを購入することが多いと思うので、購入の際には人慣れしているか、餌の食いつきはどうか、健康状態はどうかなど、事前にショップの定員さんに確認しましょう。

アダルトサイズの大きさは?

全長は平均約40cmほど、最大では50cmほどに成長する中型のトカゲです。
生涯飼育には90cm~のケージが必要です。

寿命

飼育下での平均寿命は約10年。
自然下では好きな時に餌にありつけるわけではなく、広い大地を自由に移動するので運動量もそれなりにありますが、飼育下では運動不足による肥満が原因で短命になりやすいようです。
与える餌の量を調整して肥満には充分気をつけましょう。

オニプレートトカゲのレイアウト

オニプレートトカゲのレイアウト

オニプレートトカゲのレイアウトはフトアゴヒゲトカゲなどの昼行性トカゲに必要なものを一式揃える必要があります。
最適なレイアウトを実現してあげることでトラブルを少なく、健康に長生きしてくれるのでこれから紹介する飼育用品は最低限揃えてあげましょう。

適切な温度と湿度

オニプレートトカゲが生息するアフリカの砂漠地帯は昼夜の気温差が激しめです。
飼育下でもこの温度差を再現してあげましょう。

昼間の温度は約27度、バスキングスポットは約35度、夜間は23度程度に落としてあげましょう。
毎日温度を観察して調整するのは結構な労力がかかるので、できればサーモスタットを設置して自動的に温度を管理したいところです。

▼高額なサーモスタットを激安で実現する裏技

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飼育に必要な飼育用品

オニプレートトカゲの飼育に必要な用品

ケージ

ケージはできれば120cmのものを用意してあげたいところですが、費用面、用意できるスペースを考え、90cmのケージで飼育している方がほとんどです。
実際90cmのケージでも生涯飼育は可能ですし、トラブルはありません。

これは他の爬虫類にも言えることではありますが、生体と同時に飼育用品を揃えるのではなく、事前にレイアウトを作った後に生体を迎えることをお勧めします。

90cmのケージは重たく一人で運ぶのに結構な労力を使うので通販サイトでの購入がお勧めです。
Amazonなら送料もかからないし、早ければ翌日届きますよ〜!

▼ お勧めはGEX グラステラリウム 9030

GEX グラステラリウム 9030はオニプレートトカゲの生息地に近いレイアウトを楽しめるほか、飼い主さんに嬉しい昨日が盛り沢山。
温度管理用品や照明などの設置がしやすく、前面観音開きらのでメンテナンス、ハンドリングがしやすい爬虫類専用のケージです。

▼ペットショップより安く、安全に運んでくれるAmazonがお勧め

床材

床材はさまざまな種類が販売されていますが、オニプレートトカゲ本来の姿を見たいなら、爬虫類専用の砂漠に近い砂「ウォールナッツサンド」がおすすめ。

ウォールナッツサンドは天然のクルミのからが原料で、生体が誤って飲み込んでしまっても消化することが可能な安全な床材です。

また、オニプレートトカゲは自然下で穴を掘るのが好きなので、飼育下でも穴を掘れる環境を再現してあげるとより自然かに近い姿を観察することができます。

▼ウォールナッツサンドも通販の方が安く購入できます!

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照明 / ライト

先ほど紹介したように昼夜に温度の差をつけ、ケージ内を一定の温度に保ってあげる必要があります。
これから紹介する二つの照明は必ず設置してあげましょう。

紫外線ライト

紫外線ライトは太陽の代わりとなる大切なライトです。
オニプレートトカゲは日光が強い砂漠に生息しているので特に太陽光を必要とします。

▼オニプレートトカゲに最適な紫外線ライト

バスキングライト

バスキングライトはバスキングスポット(ケージ内の一部を高温にする)のに必要なライトです。
自然下で、砂の部分より岩や、石の部分の方が太陽の熱を吸収しやすく高温になるのと同じように、飼育下でも高温(約35度)の部分を作ってあげましょう。

バスキングライトが照射される部分には石やレンガなどの熱を吸収しやすいものを設置して、生体が自分で好きな温度の場所に移動できる環境を作ってあげましょう。

▼バスキングスポット+シェルターの役割を果たしてくれるバスキング&シェルター

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予算に余裕があればソーラーグロー

予算に余裕があれば、これまで紹介した「紫外線ライト」「バスキングライト」が一つになったソーラーグローがお勧めです。
一つのライトで二つのライトの役割を果たしてくれるので便利です。

▼ライトの取り付けには別売りの照明器具が必要です

▼ライト選びで不安な方はこちらの動画が参考になります。

温度管理用品

自分で体温の調整ができないオニプレートトカゲにとって温度管理はとても大切です。
これから紹介する温度管理用品や、エアコンを組み合わせて適切な温度を維持しましょう。

パネルヒーター

ケージの底面に敷いてケージの一部を温めます。
ケージ全体ではなく3分の1程度を温めることで生体が好みの温度の場所に自分で移動することができます。
部屋の温度をエアコンで管理している場合パネルヒーターだけでも適温を維持できる場合もあります。
90cmのケージならレプタイルヒートのLサイズが最適です。

暖突

こちらはケージ上部に設置してケージ全体を温めます。
90cmのケージならLサイズかロングがおすすめ!

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湿温度計

ケージ内の温度を確認できるように室温度計を用意しましょう。
バスキングスポットなどの高温になる場所は避け、なるべくケージ内の平均的な温度の場所に設置しましょう。

最近ではデジタルのものが主流ですが、個人的には故障の可能性が少ないアナログタイプがおすすめです。

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Amazonでよく見かける300~600円くらいのデジタル温度計はマジですぐに壊れるのでやめといた方がいいですよ〜!

餌皿 / 水入れ

慣れてもらうためにも生き餌はピンセットで与えた方がいいと思いますが、人口フードや野菜や果物は餌皿に盛り付けて置いておくことが多くなります。
オニプレートトカゲは力が強く、穴をよく掘るので簡単に倒れたりしない重さのあるタイプがおすすめです。

▼おすすめの餌皿 (Lサイズ)

▼おすすめの水入れ (Lサイズ)

レイアウト用品

必須ではありませんが、流木やシェルターなどのレイアウト用品を置いてあげるといいです。
オニプレートトカゲは神経質なところがあるので、身を隠したり、体に触れている部分が多いと落ち着いてくれます。
また、見た目的にも自然の景観を少しでも再現できるのでかっこよくなりますよ!

▼流木は一本一本の枝が太く、山の形で床との間にトンネルができる形がおすすめ!

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オニプレートトカゲの餌の量と頻度

コオロギ、デュビアなどの昆虫から野菜や果物などなんでもよく食べる雑食性です。
コオロギやデュビアなどの昆虫を中心に与え、おやつとしてバナナ、小松菜、にんじんなどを与えると良いでしょう。
また、人工餌にも食いつきがよく、レパシーフードやフトアゴフードも食べてくれる個体が多く、これも人気の理由の一つです。
購入する前に店員さんに普段どんな餌を与えているか確認しておくと、迎えてからの餌を迷う必要がなくなります。

餌を与えるときにカルシウム不足を防ぐカルシウムパウダーをまぶしてから与えましょう。

▼昼行性の爬虫類におすすめのカルシウムパウダー

▼オニプレートトカゲにおすすめの人工餌

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餌を与える頻度と量

ベビー〜ヤング期は昆虫を中心に毎日食べるだけ与えてOK。
アダルトになると週3回程度を目安に給餌しましょう。

同じ量を与えても太ってしまう個体もいるので生体の様子を観察しながら給餌量は調整していきましょう。

オニプレートトカゲに関するよくある疑問

Q
多頭飼い(同じケージに2匹以上)はできる?
A

オニプレートトカゲは大人しい性格ということもあり多頭飼いに向いています。2~3匹の飼育であれば120cm以上のケージを用意してあげましょう。

Q
ハンドリングはできる?
A

野生で採取された個体が多いので最初は嫌がりがちですが、徐々に慣らしていくことで充分ハンドリングできます。ただ過度なハンドリングはストレスの原因になるので触りすぎには注意しましょう。

Q
尻尾はちぎれる?
A

日本トカゲやカナヘビ同様、身の危険を感じると尻尾を切り離します。
ハンドリングの際には尻尾を掴まずお腹の下から優しく手を入れて持ち上げてあげましょう。

Q
どこで購入できる?
A

ペットショップ、爬虫類専門店、爬虫類イベントなどで購入が可能です。
春に入荷されることが多いので、3月〜4月を狙うとかなりの確率で出会うことができると思います。
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まとめ

今回はオニプレートトカゲの特徴や飼育方法をご紹介させていただきまいした。
初めて爬虫類を飼う方でも比較的買いやすいオニプレートトカゲはヒョウモントカゲモドなどと違いある程度の大きさがあり、恐竜感と野性味を感じることがある魅了的なペットリザードです。

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