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初めてのオオトカゲ飼育・サバンナモニター

サバンナモニターベビー

サバンナモニターはオオトカゲの中では小型で、初めてオオトカゲの飼育を考えている方にはぴったりのトカゲです。
とはいえオオトカゲなので何も考えずにベビーをお出迎えすると想像以上に大きくなり、飼いきれなくなってしまうかもしれません。
今回はそんなサバンナモニターの失敗しない飼育方法を解説します。

サバンナモニターはアフリカに生息する中型のモニターです。
オオトカゲの中では小さく最大全長1m程度ですが他のモニターに比べて尾が短く胴体が太いのでドッシリとした印象で迫力は十分楽しめるはずです。
また他のモニター類と比べても安価で、春先には大に入荷されたベビー個体をペットショップや爬虫類専門店で必ずと言っていいほど見かけます。
私のイメージでは6,000~12,000円程で取引されることが多いです。

サバンナモニター の飼育方法

サバンナモニター ベタなれ

飼育ケージ・水槽

まず初めに生涯飼育には最低でも横幅120cm×奥行き60cmの飼育ケージが必要です。(それでも狭そうに感じます。)
横幅150~180cm程のケージなら十分生涯飼育できるでしょう。
ベビーでお迎えして1年~2年程は90cm程度のケージでの飼育も可能ですが成長に伴い買い換える必要があります。
また市販されている爬虫類用のケージは~120cm程でそれ以上の飼育ケージはペットショップなどでは基本的に販売されていません。

そのため専門業者に依頼するかホームセンターで材料を買い付けて自作する方法が一般的です。
中には犬やうさぎ用のケージで飼育している方もみかけますがあまりオススメはできません。

照明

照明は、自然界で言う太陽光の役割をする紫外線ライトと、ケージ内の一部の温度を上げるバスキングライトの2つが最低限必要です。

紫外線ライト

紫外線ライトは骨格の形成に必須のアイテムで、1日12時間程度は紫外線を浴びれる環境が理想的です。
UVBライトとナチュラルライトの併用がオススメです。

バスキングライト

バスキングライトはケージ内の一部を集中的に高温にするために必要です。
ライトが当たる部分に後ほど紹介するバスキングストーンなどの熱を吸収しやすいアイテムを設置して最適なバスキングスポットを作ってあげましょう。
ライトとは別にライトスタンドが必要です。

上記で紹介した照明関係の飼育用品(特にバスキングライト)は自然界の太陽と同じように、決まった時間に照射し、また決まった時間ににOFFにする必要があります。
そこでかなり便利になってくるアイテムが、スマートコンセントです。
1000円台~と言うリーズナブルな価格で、決まった時間に自動的にON/OFFしてくれるだけでなく、出先でもお使いのスマートフォンからコントロールすることが出来る優れものです。

保温器具

寒さに弱いサバンナモニターに保温器具は必須です。
ケージ内の温度を常に28℃前後に保ってあげましょう。(夜間は2~3℃下げてもOK )

暖突

暖突はケージ上部に設置するタイプの保温アイテムで、今や爬虫類飼育の定番アイテムです。
爬虫類のためにずっとエアコンをつけていたら電気代がバカになりませんし、省スペースで取り付けることができます。
暖突があれば、保温球を設置する必要もなく、保温球の半分以下の電気代で効率的にケージ内を温めてくれます。 (1ヶ月の電気代=450円程度)

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パネルヒーター

パネネヒーターは暖突の逆で下から腹部を温めます。
ケージ全体に敷くのではなく、ぬくもりたい時に自分で温もりに行ける環境を作ってあげましょう。
120cmのケージには↓のオアネルヒーターがオススメです。

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水入れ

全身が水に浸かれるほどの水入れを用意してあげましょう。
特にベビーの間は水浴びがすきで、そこから水分も補給します。
また水の中で排泄することが多いためメンテナンスもしやすくなります。
自然界では排泄物の匂いを、周囲の天敵から隠すために水の中で排泄するみたいです。

サバンナモニターの餌

ベビーの間の餌は昆虫類(コオロギ・デュビア等)を中心に鳥のササミ、ハツなどを小さくカットして時折与えましょう。
ベビーの間は肥満の原因になりやすいのでげっ歯類(マウス・ラット)は控えましょう。
大きくなるとマウス、ラット、ひなウズラなどを様子を見ながら与えていきましょう。

頻度としてはベビーの間は毎日~週4回程度食べるだけ与えて大丈夫です。
大きくなると3~5日に一度程度で十分です。

サバンナモニターの威嚇

お迎えしてすぐの個体や、まだ小さいサバンナモニターは個体によってすぐに音を出し口を開けて威嚇します。
「このまま凶暴に育ったらどうしよう、、」なんて思う人もたくさんいるはずです。
ですがベビーの間は威嚇する個体はすごく多いですし噛まれてもあまり痛くないのでベビーの間にたくさん触れ合ってベタなれ個体を目指しましょう!
(過度のハンドリングは生体のストレスになります)

まとめ

以上がサバンナモニターの飼育方法と特徴です。
性格も温和で好奇心旺盛なサバンナモニターは大きくなっても扱いやすく始めてオオトカゲを飼育される方にはぴったりです。
ですが大きくなるトカゲなので途中で投げ出したりせず最後まで責任を持って飼育しましょう。

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