今回は名前の通り光の加減でレインボーに輝く美しい蛇「ブラジルレインボーボア」の魅力と飼育方法、販売価格などをご紹介します。
基本データ
学名 : Epicrates cenchria cenchria
英名 : Brazilian Rainbow Boa
別名 : ブラジルニジボア
分布 : 南米北西部
全長 : 150 ~ 200cm 程度
食性 : 肉食性 (小型哺乳類、げっ歯類、小型鳥等)
販売価格
下記の子はペットショップで販売されていた個体で、この子を例に挙げて紹介します。
ブラジルレインボーボア(ドイツCB)
2018年12月14日生まれの生後約5ヶ月。
販売価格は49,800円でした。
爬虫類イベントなどに参加すればもっと低価格で購入できそうです。少々お高めですが平均でも10~15年は生きてくれるので気に入った個体がいればこれからを共にするパートナーとして購入してもいいと思いす!
魅力
ブラジルレインボーボアの魅力はなんと言っても光のあたり加減で虹色に見える体表です。
そこまで大きくなるわけではないのでヘビ飼育初心者の方でも飼育できる蛇の一種です。
飼育方法
飼育ケース・ケージ
大きさや成長に合わせて、爬虫類飼育ケース、衣装ケース、プラケースなどで飼育する事が可能です。
立体的な行動はあまり撮らないので、飼育ケースに高さは必要ありません。
飼育ケースサイズの目安として、とぐろを巻いたときの大きさの三倍以上のケースを用意してあげると良いでしょう。
個人的には見た目もおしゃれなレプタイルボックスのワイドモデルがオススメです。
温度・湿度
昼はホットスポット (一部だけ高い温度の場所を作る)を30度~33度程度、その他の部分を25度~に設定、夜間は24度~27度程度に保温してあげましょう。
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レイアウト
床材は新聞紙や、クッキングペーパーでOKです。
ケージ内に個体の体が全て入る大きさの水入れを入れてあげましょう。
私はヘビの水入れはタッパーなどの蓋に体が通る大きさの、丸い穴を開けてその中に水を入れています。
※床材にペットシーツを使う方もいますが、誤飲した際に体内で水分を吸収して膨らみ窒息するケースがあるので使用には十分な注意が必要です。
日常的なお世話
基本的に手間のかからないペットではありますが、高温多湿を好むので幼体の時は毎日霧吹きをして、湿度を保ってあげましょう。
衛生的に水入れの水は毎日交換してあげましょう。温度も毎日チェックして、低温になっていないことを確認してあげましょう。
普通の霧吹きよりも細かい霧が出るジクラアギトのゼータスプレーは凄くオススメです。
値段もお手頃なので是非手にとって見てください。感動します。
ブラジルレインボーボアの餌
餌は基本的にマウス、ラットを与えます。
小さい内は2日~3日に1度程度大人になると週に2回ほどを目安に与えましょう。
排泄を確認したら次の餌を与えてもいいという認識で大丈夫だと思います