トッケイヤモリは毒々しい派手なカラーリングと愛くるしい表情が人気のヤモリです。
また爬虫類には珍しく「トッケイ、トッケイ」と鳴くことが特徴で名前もそこから由来しています。
飼育されるヤモリの中では比較的大きく育つ種類で慣れるとハンドリングもでき、ヤモリ特有のプニプニした肌感はなんとも言えません。
今回はそんな魅力たっぷりのトッケイヤモリの特徴と飼育方法をご紹介します♪
基本データ・寿命・価格
[su_note note_color=”#d8eecb” text_color=”#000000″]
分類:ヤモリ科 ヤモリ亜科 ヤモリ属
分布:インドネシア/カンボジア/タイ等
全長:25~35cm程度
寿命:5~7年程度
価格:7,000~15,000円程度
[/su_note]
基本的な生息地は熱帯雨林の樹木などですが現地の一般家庭付近でも生息しています。
私たちがよく目にするニホンヤモリのような感覚で現地の人たちには馴染みが深い存在のようです。
トッケイヤモリの飼育方法
ー飼育ケージ
トッケイヤモリはヒョウモントカゲモドキなどと違い壁を登ることができます。
壁に張り付いたり木の裏に身を潜めてじっとしていることが多いので床の面積はさほど確保しなくても良いでしょう。ペットショップなどでの展示に使われているケージは横35cm×奥行35cm×高さ45cmが一般的でそのサイズでもアダルトサイズまで十分飼育できます。
ー床材
掃除のしやすさを考えると新聞紙やペットシーツがオススメです。
レイアウトにこだわりたい方はヤシガラなどを使用すると良いでしょう。
ヤシガラを使用される方は匂い対策で消臭グッズと併用されることをオススメします。
[clink url=”https://zooo.tokyo/2019/04/02/爬虫類用オススメ消臭グッズ/”]
ー温度・湿度管理
トッケイヤモリに最適な温度は25℃前後・湿度は60%前後です。
樹上性のヤモリなので保温ランプ等の使用は火傷のリスクを伴います。
そのため温度管理は暖突(ケージの上から温めるヒーター)とパネルヒーターを使いましょう。
パネルヒーターはケージの側面に貼り付けて使用してあげましょう。
湿度は毎日夜に一回霧吹きを使用して保つようにしてあげましょう。
ー水入れ・シェルター
水分補給・湿度調整の必要な水入れを用意してあげましょう。
画像は用意できませんでしたがケージの側面に設置できるタイプの水入れがオススメです。
また身を隠せるシェルターも設置してあげましょう。
icon-arrow-down の商品リンクは一例ですが立てかけて裏面をシェルターとして利用できるタイプがオススメです。
トッケイヤモリの餌
コオロギ、デュビア、ミルワーム等の虫をメインに与えます。
最近では人工フードも主流化してきており、栄養満点な上に保存もきくしとても便利で人工フードのみで生涯飼育する方もいるほどです。
中には一切食べない子もいるみたいなのでトッケイヤモリを購入するときにはブリーダーさんに「人工フードを食べてくれますか?」と聞いてみると良いかもしれません。
[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=xlZMflH0IvE” width=”400″ height=”200″]
⬇︎はクレスの写真が入っていますがトッケイヤモリもよく食べてくれます。
トッケイヤモリのモルフ(パターンレス)

トッケイヤモリにもモルフ(亜種)が存在します。
上記の写真はパターンレスと言う人気の種類でトッケイヤモリ特有の赤い斑点がなく全身グレーのクールな見た目です。
icon-bookmark まとめ
以上がトッケイヤモリの基本的な飼育方法、特徴になります。
価格も安く、大きく成長するので飼いごたえ抜群です!
ただ気性が荒い子も多くアダルトサイズのハンドリングには革手が必須です。
噛まれると結構痛いんですよ〜 !!